ケニア ギチャタイニ / フレンチロースト

  • 1,780円(税132円)
型番 kegicha_2025_fr
重量 200
お届けの状態

その年の品質を評価した上で、厳選して購入するコーヒーがある中、そのポテンシャルに惹かれ、青田買い感覚で押さえたいコーヒーがあります。

その一つがこのギチャタイニ ウェットミル。

栽培地の環境、生産者、局地的な気候、その他の多くの重要な要素が複雑に交錯して、他とは違う優れた特徴を持つコーヒーになるのでしょう。

深煎りによる風味が主体にならず、ギチャタイニの個性が深みとともに活きるように仕上げています。

全体的に品があり、熟度の高い果実の風味が印象的です。

●萌季屋のケニアコーヒー
ケニア産コーヒーは萌季屋のスペシャリテのひとつ。
同生産国で最高と位置付けられるカシス、ベリー、ブラッドオレンジなどのフレーバーは、他の生産国や生産地では決して代用できない特別なもの。
毎年このフレーバーを持つケニア産コーヒーを探し、現在は安定して確保できていますが、実はそう簡単には見つかりません。
長い年月をかけ、それを見つける術、確保する術を構築してきました。
10年以上にも及ぶケニア産コーヒーオークションに出品されるものを確認し続けた経験をベースに、時代の流れにより最高品質のものを獲得する方法が変化していることを的確に捉え、
また、厳しい条件に応えてくれる関係者に支えられ、誇れるケニア産コーヒーが萌季屋にあります。

●ロースターの仕事
コーヒー豆は形や大きさは随分と違い、焙煎前の生豆を見ると、形、大きさ、硬さの違いはより顕著で、生産過程(品種、栽培環境、生産処理、生産年など)の違いが大きく関係しています。
ケニア産コーヒーは比較的大粒で肉厚。
また萌季屋が扱う豆は高標高で栽培、収穫されたコーヒーチェリーから採取された硬い豆(ソリッドビーンズ)なので、きちんとした焙煎プロセスを踏まなければ、酸味の質や舌触りが悪くなり、結果として魅力的なフレーバーをマスキングすることになります。
そして、最高峰のケニアフレーバーはあるポイントで最大となります。
深みの世界の中で表現する、飲みごたえのあるケニアコーヒーの深煎りは、萌季屋のスペシャリテのひとつ。


生産国 ケニア
地域 ニエリ
生産者 小規模生産者
標高 約1600−1900m
品種 SL28、SL34、Ruiru11、Batian
生産処理 フリィウォッシュト

●ギチャタイニウェットミル
ギチャタイニウェットミルは、カラティナという町から約6km、マウント・ケニヤ国立公園の東部に位置しており、ギカンダ農協が所有する3つのウェットミルの内の1つです。
当ウェットミルは、チェリーを持ち込む生産者たち自身によって管理・運営されています。
当エリアは、年間通して十分な雨量があり、雨季(3月〜6月、10月〜12月)に集中して雨が降ります。
また、気温は平均15〜26℃で、夜間に適度に冷え込む他、赤土の火山性土壌に恵まれており、コーヒー生産にとても適した環境となっています。

●生産処理
各農園の生産者によりセレクトピッキングされた完熟チェリーは、同日中にギチャタイニウェットミルへ持ち込まれます。
チェリーの選別では完全完熟、未完熟、過熟、異物等が分類され、完全完熟のチェリーのみディスク型のパルパーによって果肉除去されます。
パーチメントは、醗酵工程、水洗処理を経て、天日乾燥させます。
醗酵及び水洗処理には、近くを流れるRagati川より引いたきれいな水を使用しています。
また、生産処理で使用した水は、環境へ配慮し、水源から離れたタンク(穴のようなもの)へ移し再循環させます。
お届けの状態
挽く