スマトラ アルフィナー / フレンチロースト

  • 1,450円(税107円)
型番 sual_2024_fr
重量 200
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アルフィナー氏とはスマトラ島北スマトラ州ドロクサングル ポルンで2016年に出会い、
あれから現在に至るまで継続的に使用しています。

彼のコーヒーは、他のコーヒーと比べすごく魅力的で、
風味にはフローラルと違うのですが、華やかな印象があり、濃厚な甘さがありました。

今回のクロップは、アルフィナーの特徴に加え、より濃縮感があります。

糖蜜のような甘さと凝縮感があり、ハーブのような風味。
しっかりとした深みと甘さをご堪能ください。


生産者 アルフィナー
生産国 インドネシア
生産地域 スマトラ島北スマトラ州ドロックサングル ポルン
標高 1500m
栽培種 ジュンベル
生産処理プロセス ウエットハルド

●萌季屋のマンデリン アルフィナー
アルフィナー氏の農園、生産処理場は品質が高いスマトラ産コーヒー、いわゆるマンデリンを生産する地域でも環境(特に土壌)に恵まれていると言われています。
農園も所有しているのですが、若いながらも周辺農家の方々に愛された優良なコレクターとして認められています。
周辺の農家を一軒一軒周り良質なパーチメントを厳選し買い付けているため、他とは混ぜられることがなく品質管理が可能。
また、カップクオリティの向上を目的とした取り組みとして、栽培種の選択や優良な苗木を育成し、小農家に配布しています。

スマトラ島のアラビカ種の大きな収穫期は年に2回ほどあり、日本の秋から冬と春にあたります。
収穫はその時期中1回で完了するわけではなく、優良な生産者は何度も農園に足を運び、完熟したコーヒーチェリーのみを摘み取ります。
コーヒーの木の樹齢や健康状態にもよりますが、その年の日照量、降雨量、気温などでコーヒーチェリーの成長や成熟速度は変わります。
訪問したある地域では、降雨量が例年よりかなり多く、気温が低い状況が続き、実が熟さないどころか、水を多く含み膨張して破裂した実を多く見かけました。
これらはコーヒー生産における様々な工程に悪い影響を及ぼし、生豆の選別過程であるハンドピック工場は稼働しておりませんでした。
コーヒー農業の苦労を目の当たりにしました。

アルフィナー氏のコーヒーは毎年順調に手に入れられるわけではなく、ある年のメイン(日本の秋から冬)の収穫はその年の好ましくない気候により相当な減産となり、購入ができないことがありました。
春収穫はまずまずとのことで入荷を首を長くして待っていたことを覚えています。

アルフィナー氏のコーヒーは、一般的なマンデリンと比較するとマンデリンらしくないかもしれません。
これは何をもってマンデリンとするかにもよりますが。
マンデリンの特徴は甘さとコク、アーシー(土っぽい感じ)でしょうか。
アルフィナー氏のコーヒーはアーシーというよりは品を感じる風味があり、甘さにも特徴がありそれは糖蜜を感じさせます。
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