グアテマラ チチメスファーマーズ / フレンチロースト
ここ何年も萌季屋の深煎りの根幹をなしています。
深煎りにすることで、さらに魅力的になるコーヒーはそれほどありません。
強い存在感はあるのですが、
エレガントさを感じ、
決して飽きることのない香りや味わいのコーヒー。
ポジティブで特徴的な風味のコーヒーも良いのですが、対極にあるコーヒーも魅力的です。
萌季屋がこだわる深煎りコーヒーの世界を感じていただけると思います。
華やかさを感じる品のある深煎り。
生産者 メンデスファミリー
生産国 グアテマラ
生産地域 ウエウエテナンゴ県サン・ペドロ・ネクタ地区チチメス
標高 1,670−1,980 M
栽培種 ブルボン,カトゥーラ,カツアイ,ティピカ
生産処理プロセス フリィウオッシュト
●チチメスファーマーズについて
1940年、ファン・メンデス氏によって設立され、その後すぐに現オーナーである5名のメンデスファミリーが受け継ぎコーヒー生産を続けています。
1~4月の収穫時期には、平均で3回のピッキングを行います。
摘み取られたコーヒーチェリーはパルピングされた後、36〜48時間醗酵工程をとります。
醗酵工程を終えたパーチメントは、水路を通りながらきれいな水で洗われ、パティオの上でゆっくりと乾燥させます。
●コミュニティの取り組み
ウエウエテナンゴ県内の小規模生産者たちが協力し、各地域の近隣で小さなコミュニティを作って、共に品質改善・向上に取り組むプロジェクトを進めています。
このプロジェクトの指揮を執るのは、萌季屋でもお馴染みのロスマ農園の農園主であるフレディ氏を中心としたモラレスファミリーです。
彼らは自らだけでなく、”ウエウエテナンゴ”として、世界中へ高品質なコーヒーを広めることをゴールとしています
●ウエウエテナンゴを訪問して
コーヒー生産において高品質なものをつくりあげるには、環境を含めた栽培が大事。
そのもとで出来上がったコーヒーチェリーの状態を如何に落とさないようにその後の工程を踏むのか、生産者の力量が重要になります。
言い方を変えれば、その土地の自然環境の良さを忠実に表現する、でしょうか。
グアテマラには主要なコーヒー生産地が8つあり、同農園はその中で最北部、メキシコとの国境付近に位置するウエウエテナンゴにあります。
首都グアテマラシティから車で約9時間ほどかかったことを記憶しています。
険しい山地。
他の生産地域よりも高標高でコーヒーの木が栽培されています。
同じ時期に同国の複数の生産地を訪問しましたが、「ここは他とは違う」ことを肌で感じました。
銘コーヒーの生産地ウエウエテナンゴの優良生産者のコーヒーをお楽しみください。