焙煎は調理。
焙煎は、焙煎機に生豆を投入し、煎り上げるまでのひとつの流れですが、
それぞれの段階での火加減により、まさに調理をするように味つくりができます。
何を出して、何を出し過ぎないか。
単に浅煎りにする、深煎りにするとは次元が違います。
素材に向き合い、ある香りや味に仕上げた時の焙煎度合いが、
そのものの焙煎度合いになります。
キャラメル、シトラス、ナッツが渾然一体となった甘さと爽やかさをお楽しみ下さい。
生産者 ソニア・マリア・ロペス・サングラール
農園 シティオ・グアイアナ
生産国 ブラジル
生産地域 マタス・デ・ミナス サン・ミゲル・ド・アンタ
標高 850-1100m
栽培種 イエローカツアイ
生産処理プロセス パルプドナチュラル
●シティオ・グアイアナ
本農園はCOEで何度も優勝経験を持つセハ・ド・ボネ農園を経営するサングラールファミリーの所有する小さな農園です。
カルロス・セルジオ・サングラールとソニア・マリアのコーヒーの物語は、30年以上前このエリアに最初の土地を購入したところから始まります。
コーヒーが栽培されていなかった土地で、夫婦で数ヘクタールから1歩1歩生産技術の向上に努め、現在では彼らの3人の子供達も皆コーヒー生産に携わり、
ここグアイアナを含むいくつかの農園を管理するまでに成長しています。
このエリアは急峻な起伏、多くの自然に囲まれ、また複数の水源が確保されているという条件も、ユニークなテロワールを持つスペシャルティコーヒーの生産に寄与しています。
ソニアはこのように話していました。
「スペシャルティコーヒーによって、私たちはより多くの愛情、献身をもって働くことができます。」
彼らのプロセスの特徴の1つは、コーヒーの乾燥を100% アフリカン・ベッドで行っていることです。
これはこの地域だけでなく、ブラジル全体でも珍しい方法です。
約15日間かけてゆっくりと乾燥工程を取ります。
グアイアナは小規模で、収穫されたコーヒーはすべてセハ・ド・ボネ農園で処理されています。