品質の高いコーヒーの生産に真摯に取り組んでいる小規模生産者ウィルマ―・マルドナド氏のコーヒー。
本コーヒーを選んだ理由は、「キラキラ」感。
コーヒーの買い付け、厳選する際は、世界的な高品質コーヒーの基準をもとに評価します。
評価項目の中でも、萌季屋として重視する項目は必ず押さえます。
これらの条件を十分に満たし、そこに輝きがあるのか?
実際には、順を経る前、ひと口目からその輝きにはハッとします。
輝きである「キラキラ」感は、好みですね。
具体的に言及するとつまらなくなるのでこのくらいで。
萌季屋が販売してきたホンジュラスコーヒーは主に「白ぶどう系」の風味のあるコーヒーでしたが、
本コーヒーは他の様々なフルーツの印象があります。
プラムのような風味。
トロピカルフルーツのような果実味は美味です。
お楽しみください。
※シティローストでも浅めに仕上げています。
いつも通りに抽出し、酸味が立ちすぎるときは少し加水(お湯を注ぎ)してください。
様々なフルーツ感が楽しめると思います。
生産者 ウィルマー・マルドナド
農園 エル・リモン
生産国 ホンジュラス
生産地域 ラ・パス県 サンティアゴ・デ・プリングラ
標高 1,700m
栽培種 カツアイ
生産処理プロセス フリィウオッシュト
●エル・リモン農園
本農園のあるサンティアゴ・デ・プリングラは、ホンジュラス共和国のラ・パス県にある人口17,000人程度の自治体です。
農園主のウィルマ―氏は祖父母から両親と代々コーヒー農園を営んでおり、若い時からコーヒー生産の魅力に取りつかれ、今日もコーヒー生産に従事しています。
本農園での収穫は、完全完熟チェリーのハンドピッキングが行われ、同日中にウェットミルへ持ち込み、水洗処理を行います。
果肉除去後、25〜30時間醗酵工程を取ります。
低温での機械乾燥にかけた後、アフリカンベッドへ移し18日〜20日間ゆっくりと天日乾燥を行います。
●農園主ウィルマ―・マルドナド氏より
スペシャルティコーヒーの品質を生産できるようになる前は、仲買人に生産コストを下回る値段でコーヒーを販売する事もあり、将来的にもコーヒー生産を続ける事への不安を感じていました。
しかし 今は品質に見合った価格を受け取る事ができ、今後もコーヒーの生産を拡大していきたいと思っています。
まずは農園にあるウェットミルが一部壊れているので修理し、また生産面積も広げていきたいと思っています。
皆さんにこのコーヒーを買って頂く事で、私の家族だけでなく私たちのコミュニティーへの助けとなっています。
是非私たちのコーヒーを楽しんでください。