ケニア カリンガ ウエットミル / フレンチロースト

  • 1,720円(税127円)
重量 200
お届けの状態

カシスのような豊かな果実の風味。
品のある深煎り。


カシス、ベリーなどのフレーバーは他の生産国や生産地では決して代用できない特別なもの。

その魅惑的な風味に加え、飲みごたえのあるケニアコーヒーの深煎りは萌季屋のスペシャリテのひとつになります。

飲みごたえがありながらも、品を感じる深煎りに仕上げています。

おすすめです。


●萌季屋のケニアコーヒー
ケニア産コーヒーは萌季屋のスペシャリテのひとつ。
同生産国で最高と位置付けられるフレーバーの種類があり、そのフレーバーは他の生産国や生産地では決して代用できない特別なものになります。
毎年このフレーバーを持つケニア産コーヒーを探しており、現在は安定して確保できていますが、実はそう簡単には見つかりません。
長い年月をかけ、それを見つける術、確保する術を構築してきました。
10年以上にも及ぶケニア産コーヒーオークションに出品されるものを確認し続けた経験をベースに、時代の流れにより最高品質のものを獲得する方法が変化していることを的確に捉え、
また、厳しい条件に応えてくれる関係者に支えられ、誇れるケニア産コーヒーが萌季屋にあります。


●ロースターの仕事
コーヒー豆は形や大きさは随分と違い、焙煎前の生豆を見ると、形、大きさ、硬さの違いはより顕著で、
生産過程(栽培種、栽培環境、生産プロセス、生産年など)の違いが大きく関係しています。
ケニア産コーヒーは比較的大粒で肉厚。
また萌季屋が扱う豆は高標高で栽培、収穫されたコーヒーチェリーから採取された硬い豆(ソリッドビーンズ)なので、
きちんとした焙煎プロセスを踏まなければ、酸味の質や舌触りが悪くなり、結果として魅力的なフレーバーをマスキングすることになります。
そして、最高峰のケニアフレーバーはあるポイントで最大となります。
萌季屋では、深みの世界の中で表現しています。


生産者 カリンガウエットミルに所属する小規模生産者
生産国 ケニア
生産地域 キアンブ
標高 約1840m
栽培種 SL28 , SL34 , Ruiru11
生産処理プロセス フリィウオッシュト

●カリンガウエットミル
カリンガウエットミルは1983年に設立し、5つの村の土地でコーヒーを栽培しています。
収穫は1年のうち4〜6月、10〜12月の計2回。
栽培品種はSL 28, SL 34が全体の99%を占めています。

●プロセシング
収穫されたコーヒーチェリーは生産者たちによってウエットミルに持ち込まれ、すぐに水洗処理が行われます。
パルパーを通して果肉除去した後、醗酵槽にて一晩醗酵工程をとります。
その後、綺麗な水に洗われながら水路を通り、別の醗酵槽へ移し、水に浸けながら再び醗酵工程を取ります。
そして醗酵処理を終えたのちに、アフリカンベットにて乾燥工程に入ります。
乾燥工程中はパーチメントを頻繁にかき混ぜることでパーチメントを均一に乾燥させ、またこの間にハンドピックによる選別も行っています。
乾燥後のパーチメントは、ドライミルに運ばれるまで保存庫に貯蔵します。
より効率的に生産処理を進めるため、パルパーや水の再循環システム、保存庫の増設へ投資しました。

●サスティナビリティ
汚水問題に対する取り組みとして、水源地から離れた場所に、生産処理に使用した水を貯めておく穴が5か所に掘られており、そこに使用した水を捨てることで水源の汚染を防いでいます。
Coffee Research Stationという国のコーヒー研究所(以下CRS)との提携の下で生産をしています。
生産者はCRSからコーヒーの苗木の提供を受け、CRS発行の規定ガイドラインに沿って栽培をしています。
また農林水産省による政策に則り、CRSは定期的に調査委員を生産地域へ派遣し、現地調査も行っています。
調査の中で委員会は、除草や木の手入れ、肥料の撒き方、コーヒーパルプや干し草などで土壌(コーヒーの木の周り)を覆い、土壌の水分の蒸発を防ぎ、バクテリアの繁殖を促す「マルチング」などの技術的な指導をしています。
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挽く