エチオピア シダモG.1 セゲラ / フレンチロースト
デーツなどのようなドライフルーツの風味と甘さがあるエチオピアの深煎り。
深煎りコーヒーは、萌季屋のスペシャリテのひとつ。
浅煎りより時間をかけ焙煎し、深煎りの度合いで煎り止めする。
といった考えは全くなく、
思い描く深煎りコーヒーをつくるにはどうすればいいのか。
ここからスタートしています。
素材の見極めは最も大事。
深くローストできるソリッドビーンズが前提で、深煎りにすることにより、魅力度が増す素材を常に探しています。
セゲラの深煎りは、異国情緒を感じさせる「独特な風味や甘さ」があります。
セゲラの深煎りの世界をお楽しみ下さい。
生産国 エチオピア
生産地域 シダモ県 ベンサ郡 セゲラ村
生産者 小規模生産者
標高 2100-2200m
栽培種 エアルーム
生産処理プロセス フリィウオッシュト
●シダマコーヒー、シダモコーヒー
萌季屋はエチオピア産コーヒーとして開店以来イルガチェフェやコチェレを中心に扱ってきました。
イルガチェフェやコチェレのコーヒーは他では代用できない特有の魅力があり、ケニアのニエリやキリニャガなどで生み出されるトップクオリティのものと同様に萌季屋にとって特別な位置付けになります。
本コーヒーはイルガチェフェやコチェレと双璧をなすシダマコーヒー。
シダマはブランド名(イルガチェフェやコチェレなどと同様)になり、シダマA〜Eまで分かれています。
A〜Eは生産地域で分かれており、一般的によく耳にするシダモコーヒーは、シダマA、Bのことを言い、生産地域は有名なところで、ボレナ、ベンサ、グジなどがあります。
ちなみにC〜Eは、シダモタイプコーヒーと呼ばれています。
●セゲラ
エチオピアの行政区分は、大きい単位から州、ゾーン、ウォレダ、ケベレとなっており(県、市、町、村のようなもの)、セゲラは、上記のシダマAの生産地域ベンサ(ウォレダ)の中のさらに小さい区画(ケベレ)のセゲラ村のこと。
シダモコーヒーでも、かなり限定した地域でつくられたコーヒーになります。
セゲラ村及びウオッシングステーションは標高2100-2200mという高標高にあり、フリィウオッシュトプロセスによって生産処理された本ロットは、パルピング後、水に漬けた状態で約36時間醗酵工程をとった後、アフリカンベッドで約15日間乾燥させています。